ご挨拶‼ ^^) _旦~~
支援員の皆さま日々のお仕事お疲れ様です!!(#^.^#)
支援を始めたばかりで、ケース日誌を記入するにあたりどのように表現したらよいか分からず、毎日頭を抱えている方も多いかと思います。
前回までは、私が記録してきた記入例を内容を変えて挙げてきましたが、独特な例を挙げてしまったのかもしれないと反省しております。m(__)m
今回は少し書き方を変えてみたいと思います。皆さまの記録を書く際の参考になれば幸いです。
個別支援計画に目を通す
まずは短期目標・長期目標の課題達成の為に、どのように支援を行い達成に近づけて行くかステップを踏ませていくのかと支援員側の課題も考えて行きましょう。
例えば、短期目標に作業技術を習得するとあれば、理解力のある利用者さんなら同じ作業を繰り返していれば自然と作業能力を習得する事は可能でしょう。
しかし、理解力の低い利用者さんや身体に障害のある利用者さんであれば、ただ作業に取り組ませるだけでなく支援員側の工夫も必要となってきます。
利用者さんと接し、そして観察しながら、〇〇の目標を達成へと近づかせるために、〇〇のような支援が必要等と気付きがあれば、ケース記録にも記入しサビ管の方にも〇〇の様に感じる為、〇〇の支援を行っています。と、きちんと報告もしておきましょう。
そして、この利用者さんにこの課題はハードルが高すぎで、課題達成に持って行く事は困難だと感じるのであれば、サビ管へ報告し次回の更新時に課題変更を勧め、まずは〇〇の課題を組み込んだ方が良い等と支援員が感じる事をきちんと話しておくと良いでしょう。
達成可能な目標を設定しながら取組ませていく方が、利用者さんに達成感を持たせる事にもつながり、支援員も評価しやすくケース日誌もきちんとした内容に整って行きます。
いつまでも目標の変わらない個別支援計画であってはなりません!!
実際に利用者さんと間近に接する支援員の気付きはとても重要です!!
知的障害の利用者さんへの支援
口頭の説明だけでは理解するのに時間がかかってしまったりします。
まず初めに、視覚的アプローチを加え説明・手本を見せながら作業説明を行います。
その後、本人に作業を進めさせ更に隣で作業説明を加えて行きます。
理解できたかを本人に確認後、作業を継続させ、本当に理解できているのかを評価します。
中には自己理解が低く、分かっていると返事が返ってきても実際には全然理解出来ていない利用者さんも多くおられます。
理解が追いつかないようであれば
1.最初に〇〇をする。
2.次に〇〇をする。
3.最後に〇〇をして終わり。
等と作業手順を壁に張り出す等の工夫も必要となって来るでしょう。
利用者さんが作業出来るようにするにあたり、その利用者さんに支援員が行った支援内容を記入し、それによって利用者さんが、まずは作業が理解で来たのか?上手く進められるようになったのか利用者さんの変化等を評価して、ケース日誌に記入していきましょう。
身体障害の利用者さんへの支援
まず大前提として、麻痺などがあっても対応できる作業提供を行います。
その中で、何かを準備すれば作業を進め易いのか?取組み易いのか?を利用者さん本人の声をまず聞いてみる事です。
中には、何があったら進め易いのかも分からない利用者さんもおりますので、しっかり観察しながら支援員の方で判別し、準備してあげると良いでしょう。
身体障害の利用者さんは、長く障害と付き合っている方であれば、自分には何が必要で、何をどうしたら自分は対応できるという事を既に理解している方も多くおられます。
これまで自身で普通に出来ていた事が、障害の為に出来なくなったという、もどかしさを抱えておられる方もおられますので、その辺りは十分に配慮しながら支援を行って行きましょう。
ケース記録は、利用者さんに対して何をどう支援を行い、その結果どういう働きが出来るようになったのか・変化を記入していきます!!(^^♪
〇〇の障害があり、作業を進めにくそうにしている為、〇〇を準備し作業を進めやすい環境を整え、作業を進めさせた。
結果、当初、本人が予測していた、所要時間よりも大幅に時間を短縮して仕上げる事が出来、本人の表情からも達成感が伝わってくる。
本日の様に日々達成感を感じてもらいながら、モチベーションアップを図っていきたい。
等と記録を残して行きます。!(^^)!
精神障害の利用者さんへの支援
作業能力は充分にあっても、気分の浮き沈みなどで作業能力が安定しない方も多くおられます。
とにかく精神面の安定を第1に接する必要があり、プレッシャーを感じさせないよう配慮が必要となってきます。
初めての作業なら尚更、緊張が伴ってしまいますので、小まめに声かけも行っていきましょう。
何かしらストレスを抱えているようであれば、作業場から少し離れて話をしようか等と声掛けを行い、本人が話したいというのであれば時間を割いてあげましょう。
施設外就労で、就労先の業務進行に影響があるなら、タイミングを見て就労先と時間調整を行い了承を得てから面談の時間を持つ事も大切です。
気分が落ち込んでいるのに、支援員に気付いてもらえなかった・声をかけてもらえなかったという風にならないようにしていかなければんりません。
例外の方もいますが、基本話しを聞いて欲しいと思いを抱えている利用者さんは多く、構って欲しいと何かしらの合図が必ずあります。
そのサインを見逃さずに、声をかけ話しを聞いてあげているという事を繰り返していると、自然と自身を気にかけてくれているという思いから始まり、関係性が徐々に深まっていきます。
打ち明けられた話をもとに、支援員が促した言葉等を記録しながら、その際の利用者さんの反応。返ってくる言葉から利用者さんの思考・物事のとらえ方を細かく記入しておきましょう。
考え方・物事のとらえ方を把握しておくと、今後の促しの言葉選び・支援方法にもつながっていきます。それをそのまま記入し、実際に支援を行う際に、活用していく。それをまた記入。支援を行いながら、何か違うな?勘違いであったかな?と感じるようならまた別の方法を試し続けて行きましょう。
最後に‼ ^^) _旦~~
ケース日誌は障害によって、記入方法が変わる訳では無く
基 本
1.利用者さんに対する声掛け・指導・促した内容。
2.その後の利用者さんの変化・反応。
3.今後の見通し・見解。
個別支援計画の短期・長期目標に沿ってこれら3つを軸に記入を進め、課題変更の必要性があればサビ管へ提言していく等、利用者さん1人1人の個別支援計画に沿った支援がきれいな形を成して行きます。
最後にもう1度伝えたいのは、利用者さんに1番間近で接する支援員の気付きはとても重要で、その声をきちんとサビ管へつなげ本人に合った目標設定を行ってもらい、短期目標から1つ1つ達成へ持って行く。
その中で、利用者さんにも達成感を感じてもらいモチベーションアップを図れる。合わせて支援員もケース日誌の内容を充実させる事が出来るという事を理解して下さい‼ ^^) _旦~~
それでは今日も元気にお仕事頑張って下さい!!
いってらっしゃい!!
またねぇ~👋(#^.^#)👋