ご挨拶(#^.^#)
支援員の皆様、日々のお仕事お疲れ様です‼ ^^) _旦~~
前回の続きで、今回は強迫性障害・持続性気分障害のケースの最終版になります。
まだ、前回までのブログをご覧になられていないのであれば、記事タイトルの「ケース日誌(支援記録)事例④」から目を通され⑤・⑥と目を通されて頂ければ、話しの内容が理解しやすいかと思います!!
強迫性障害・持続性気分障害のSさん
ケース日誌⑩まで紹介しましたので、今回はケース日誌⑪から始めて行きたいと思いますので、よろしくお願いします‼ ^^) _旦~~
ケース日誌⑪
出勤時から何か言いたげな表情で、視線を送り私と目が合うとうつむきだす。何か話したい事でもあるのかと確認を行うが、特に何もないと突っぱねられる。(;´・ω・)
しかし、作業を進めながらも同じように私を見ては、目をそらし作業に戻ったりと作業への集中力にも欠けている。何かしらあるのは分かっているが、本人のタイミングを待つ事とした。
考えないように考えないようにとあらがい、観察していてもどかしさを感じてしまう。午前の作業を終え、昼食後少し話したいと申し出がある。朝起きたら過去を思い出し不安になった時間を作って欲しいとの事。現場の状況が落ち着いたのを見計らい話す機会を設ける。
以前の話なんですが、他人の悪口・陰口を言ってはいけないという指導がやりすぎだ、大袈裟だと両親やカウンセリング担当医も同じように考えている、やはりあなたが間違っていると思います(; ・`д・´)と話される。
これまで利用者さんたちは、様々なうわさ話しや他人の話しをしているのも分かっています。人が2人以上集まれば大概、誰かの話しをしたりします。
しかし、実際に本当に指導が必要な内容は、この数年の間では1件だけでその内容に関しては指導を行っていますが、それがやりすぎだと話されているのはおかしいのではないですか?
内容によっては、人を傷つけるものであったり、関係性を崩してしまうものがあります。
皆それぞれに関係性の構築を掲げており、課題を達成させるためにも、悪しき芽は摘んでおく必要があります。
そこは、Sさんも理解は出来ていると話されていました。しかし、落とし込むことが出来ない、その出来ない理由を話して下さい。
以前の事業所では、支援員さんは主治医と話し、私が人のうわさ話を聞いたらその人に伝えないといけないという気持ちが沸き起こっても、その人に伝える事を止めるようにというルールを作りました。
あなた(支援員)は、私(Sさん)の事を分かっていないと思います。
では👂聞きますが、聞いても伝えないようにと言われあなたは、Sさんはその自制が効くんですか?出来ないから、結局そういう話を聞いた時に考え込んだり、伝えないといけないと考えたり告げ口したと思ったりして気分の落ち込みにつながり持続性気分障害で何週間も考え込む事を繰り返してきているはずです。
意識して出来るのであれば人の陰口を聞いても悩んだりするはずはありません。
何の解決にもなっていない!!
人が聞いていて不快に思うことを皆が意識して話さないようになれば、Sさん自身も悩みの種が1つ消え、それを期に考え込んで気分の落ち込み持続性気分障害につながらないよう、日頃から支援員が環境を作ることに関して絶対にやりすぎだとは考えません。
むしろそういう環境を整える事が支援員としての仕事でもあり、精神面の不安定を引き起こす要因となる出来事を防いで、精神面をなるべく安定した状態で過ごせるよう考える事が、Sさんの事を考えた支援方法の1つとなると思います。
以前の事業所の支援員さんは信頼できると話されていましたが、結局、日常を過ごす事業所でSさんが平常心でいられるようにするための支援員としての働きも出来ていないと思います。
陰口を聞いてしまって伝えなければと考え込む事を止めなさいとSさんが出来ない事をルールとする事の方がおかしいと思います。
環境を整えてあげる事が支援員の働きであり、仮に、Sさんが伝える事を止めれたとしても、それを聞いてしまったがゆえに、Sさんの中だけで考え込んでいく状況が何の解決になるのでしょうか?(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
支援員は、1人1人の成長を常に考えています。
考えているからこそ、指導が必要で、社会のルール・人との関わり方・関係性の築き方を学ばせていかなければなりません。
利用者さん同士が、人の悪口・関係性に問題のある発言をしているのに、それを聞かないふりをして何もなかった事の様にするというのは、利用者さんに対して無関心であり、その利用者さんの事を何も考えていない。(-_-メ)
その利用者さんの事を本当に考えているのであれば、きちんと指導し関係性を作る上で大切な事をしっかり教えていかなければなりません。💪
私も、利用者さんに煙たがられたり嫌われたくもないです。それでも1人1人を成長させるために、嫌われようとも指導すべき事をきちんと指導していきます。
私には何の利益もありませんが、指導していく中で成長していく1人1人を見る事はとても嬉しく、一般でも頑張って行けと送り出したいと本気で考えています。
Sさんは、私を独裁者みたいだと言いますが、独裁者は自身の利益の為、様々な強要・強制、全てを自分の思うがままにしますが、私は違います。
何の利益もありません。全て利用者さんの益になる為の事なのに、主治医や父親・Sさん自身も私がおかしい、やり過ぎだと話しているというのは、全く理解出来ません。
私自身、直接会って話していない主治医や両親二人の話しをSさんから聞いておかしいと感じるように、主治医や両親も、Sさんから私の話を聞いて話しの本質が曲がって伝わっているのではないかと感じてしまいます。Σ(・ω・ノ)ノ!
頭で理解出来ても受け入れられないと話され続けてきましたよね。理解出来ているんですよね?
それでも間違っている、やり過ぎだと話される意味が全く私には理解出来ません!!
質問に対しては何も答えようとはしない。💦ただ支援員が間違っていたと認めさせたいだけなのか?と勘ぐってしまう(。´・ω・)?
それが何故なのか?今は言葉が出てこない様なので、自宅で自問自答しながら、両親とも話しノートに箇条書きでもいいので書き出してみて下さい。
分かりましたと返答は返ってくるものの、納得しているような表情でもない。まだ何か伝えたい事・確認したい事があるか確認を行うが、今は言葉が見つからないというので、作業場へ戻し作業を継続させる。
作業場へ戻れば何事もなかったかのように皆と会話しながら普通に作業を進めている。協調性もあり作業能力も十分に備わっているが、私に対する独裁者のイメージと被害妄想により、精神面のバランスを崩してしまう。
私が居なければ精神面を安定させて働けるというのであれば、退職する事を引き留める事はしないのだが、彼女自身退職をにおわすだけで、そこは何故か決断して動こうとはしない。
事業所側からも退職を勧めるわけにもいかず、彼女と話す度に支援員としてもどかしさばかりが残ってしまう。
ケース日誌⑫
出勤時から私の前では、話しかけて欲しくないオーラを出しながら表情も曇っている。
考え事をしながら作業に取り組んでいるせいか、いつもより間違いも多く動作も鈍い。体調面の確認を行うが特に体調不良はないという。
おそらく本日は毎月の評価のための面談日であるため、サビ菅とどのように話をしようかと考え込んでいるものと思われる。
面談や定期受診の際も、いつも何を話そうかと考え込み過去を思い出すきっかけとなり、同じ事で悩んでしまうという事を繰り返している。
面談を終えて、サビ管からの話ではSさんは支援員さんに話しかけて欲しい・以前のような関係に戻りたいと話していたという。
面談時には、話しかけて欲しい・関係性を戻したい等、というのはサビ菅からの促しの中からの発言で本人の考えでは無いのではと感じてしまう。
実際に私に対してはそのような態度も無く、頭の中での考えと心が追い付かず私が視界に入ると威圧的だ・独裁者だ等の見方をして否定的に私を見て自然と避けてしまうようになっているのであろうか?サビ管に見せる態度・発言と私の前での態度が180度違う事で、何がSさんの本心なのかを見極める事が難しい。
支援員の問題ではなく、彼女自身しっかり頭を整理してもらい、自身の心に落とし込めない限り私との距離を縮める事は困難である。
彼女の為にも、1日も早く精神面を安定させてあげたいが、今現在は、私からでなく別支援員やサビ管の方からアプローチをかけ続ける事の方が良いと感じる。
最後に‼( ^^) _旦~~
これまでの記録の内容のやり取りをずっと続けながら現在も彼女は、転職する事もなく当事業所で訓練を継続しています。
彼女が心に落とし込めたか等の確認は行っていません。尋ねてしまえばまた過去を引きずり出すきっかけを与えてしまいかねないからです。
現在、普通に過ごせているのであればいちいち過去の話を引き出す必要はないと考えています。
このまま彼女が精神面を安定させて働いていければと心から願っています。
細かくケース日誌に残す事で長文となる事も多くあります。手書きの支援記録の際はここまで記入する事はありませんでしたが、当事業所は4年前に支援ソフトKnowbeを導入した事で、細かく記録を残すようになりました。
手書きの頃は、省略する事が多かったのですが、現在は大分ケース日誌の内容を充実させる事が出来るようになり、皆様の事業所でも支援ソフト導入をお考えになっているのであればとてもお勧めです。( ^^) _旦~~
それでは今日も元気にお仕事頑張って下さい!!
いってらっしゃい!!
またねぇ~👋(#^.^#)👋